育毛剤 女性の草分け
毎年二回ずつ定期的にパリを訪れています。
日本に持ち帰る荷物のなかに、女性の生き方や肉体とのつき合い方に関する本が増えてきたのは、ここ数年のことでしょうか。
パリの書屈でも、おしゃれに関する本よりも、こうした健康や幸福に生きるための本などが目立ってきているように感じます。
心身の健康がブームになっているためだけでなく、私自身の肉体に関する意識が変わってきたことも、少なからず影響しているかもしれませんが。
もう二十代の頃のようにのんきな生き方はできないと感じたのは、三十歳を越えた頃のことでした。
それはいつもと同じ量しか食べていないのに、体重が増えているのに気づいたことから始まりました。
それまではやせっぽちで、何を食べても太らない体質でしたから、ウエイトコントロールなんて考えたこともありませんでした。
三十五歳頃になると、ボディラインが気になりだしました。
入浴前、鏡の前で裸の全身を映して見ながら、ウエストは?バストは?と注意するようになりました。
ウエストニッパーやコルセットなどをひと通り試したのも、この頃です。
その結果、あまり締めつけすぎる下着は、かえって腹痛を起こしたりするので自分には合わないことなどが分かりましたが。
肌にも少しずつ変化が現われました。
それまで私の肌は青白く透明感があったのに、Tゾーンにてかりが出るようになったのです。
あまり油分の多い食物は避けることにして、料理油もオリーブオイルと健康オイルに切り替えました。
そして、たっぷりの野菜と果物とヨーグルト。
子供のころから大好きなミルクは、今でも二日で楽に一リットルのぺースです。
スポーツクラブにも通い始めました。
生来あまり激しいスポーツは性に合いませんが、最近は広尾倶楽部でヨガや水中ウォーキングをしています。
とりわけヨガは週に一度のレッスンを休むと、体の調子が悪くなるほどです。
適度な運動で体内の老廃物を汗とともに排出したり、深く呼吸して体内に十分な酸素を送る。
素晴らしいヨガの効果は、あらためて詳しく紹介しましょう。
とってもお勧めです。
長年S病院で産婦人科医を務めていた私の夫(現在は同病院の名誉医長のほか、「女性とスポーツ学会」「更年期学会」に所属)も、更年期を乗り越えるのには適度なスポーツが有効だとアドバイスしてくれました。
「無理するスポーツは体を壊す」から、かえってよくないのだそうです。
水についてもこだわるようになりました。
きっかりは、歌手のウェット・ジローさんにお会いしたことです。
彼女の年齢からは考えられない美しさに、若さの秘訣は、と尋ねると、「きれいな水を飲むことと、好きな絵を描くことよ」という答えが返ってきたのです。
それに影響されて初めは水道水を沸かしたものをさまして飲んでいましたが、やがてヴォルヴイックや富士ミネラルなどのミネラルウォーターを愛飲するようになりました。
ポット型の浄水器「BRITA」も一時凝っていましたっけ。
現在はイオン水生成器に行き着きました。
これも優れものです。
幸い大きなトラブルもなく三十代を過ごしてきた私ですが、加齢について考えるようになったのは、四十歳を過ぎた頃からでした。
この年代の女性は、そろそろ更年期という大きな山を乗り越えなければなりません。
なんの対処法もなかった時代ならともかく、心強いことに私たちは進歩した医療や科学技術、先進の化粧品などの思恵に浴せる立場にいます。
とはいえ、まず過多な情報を整理する必要を感じていたところ、一冊の本に出会い、翻訳する幸運を得ました。
フランスでベストセラーになった、「輝ける年代(四十歳以降)」を美しく生きていくための本です。
例えば肌と髪だけをとっても、四十歳を分岐点に老化の一途をたどってゆきます。
実際四十歳といえば、一世紀前は老女扱いされていたといいます。
しかし現代の女性の平均寿命は八十歳ですから、四十歳は人生の中間点に達したにすぎないのです。
これで後半の人生をより美しく健康に生きることが、いかに大切で求められていることか、おわかりいただけるでしょう。
世界に目を向けると、二十世紀末から欧米の婦人雑誌や広告に、四十歳以上の女性が登場するようになりました。
例えば、四十歳になってからジョルジオ・アルマーニの広告で再デビューし、女優としても活躍しているローレン・ハットン。
映画『マダム・クロード』に主演したデイル・ハドンは四十代女性のための美容の本も出版しています。
その中で、アメリカのキム・ベイシンガーやミシェル・ファイブァー、シャロン・ストーンなど、輝ける四十代を代表する女性たちが、年老いることを少しも恐れていない様子が、語られています。
彼女たちの活躍を目のあたりにすると「成熟年代」のマヌカンを抱えるモデルクラブは、キャスティングディレクターの要望に応え、大盛況だというのも、納得できる話です。
日本でも四十代女性がメディアの主役になる時代が、訪れようとしています。
そんな時代に取り残されないためにも、いつまでも美しく輝いていたいと思いませんか。
欧米の女性たちに較べると、私たち日本女性が暮らす環境や食生活は若さを保ちやすいものだと言われます。
しかし、何も努力をしないでいるのは、老化が大手を振ってあなたのなかにしのびこむのを、手をこまねいて見ているようなものです。
厳しいようですが、こうした愚かなことをするのは、「女性に生まれた資格もない」と思うのです。
『エイジレス・ウーマン』には、こんな一節があります。
「五歳と六十歳の間には、年齢とは無関係の空間が存在しています。
衛生面や、モードや、美容の発達のおかげにより、決定的な老いの年齢がいつということは決められなくなったのです。
私たちは、前もって老いを予防できます。
年齢に対する見方も変わりました」。
私の個人的な考えでは、美容整形も自分の若さで持ちこたえる限界までいって、それでもどうしでも必要と判断してから行うのが、妥当だと思います。
自分には何が欠けていて、何が必要なのか。
そしてどんな方法で対処したらいいのか。
まず見極めるためにも、自分自身をよく知っていただきたいと思います。
そのためには、自分の「今」を好きになること、そして情報に踊らされない強い意思を持つことです。
さっそく今日から鏡と向き合ってみてください。
今のあなたを好きになれたら、さあレッスンを始めましょう。
これから私はアンテナを張り、医学、運動、精神、そして化粧品などの面から、美しく健康に四十代を生きるためのヒントを集めてご紹介して参ります。
もちろん私自身も自らの体験を振り返りながら、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
最後に||。
主人の知り合いの美容整形外科のS先生が、かつて八十歳の老婦人を手術なさったことを、とても喜ばしいこととして話されたことがあります。
八十歳になってもそうした美意識を持てる女性になれたら、それこそ理想的な人生だと思いませんか?最近は日清の「ヘルシーリセッタ」を使っています。
今いちばん新しい健康オイルで、中鎖脂肪酸という母乳などにも含まれている成分が、脂肪がつきにくい効果を発揮するらしいです。
広尾プラザの三階にあるフィットネスクラブです。
五年ほど通っていますが、ヨガのO先生はとてもわかりやすく教えてくれます。
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